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経営管理ビザ 2026年10月4日

経営管理ビザの事業計画書③──What(何を):売るものを、読んですぐ伝わる言葉に

経営管理ビザの事業計画書を、5W2Hの7つの問いで考えるシリーズ。今回は2つ目の問い、What(何を)です。どんな商品やサービスを売るのか。この答えが、あとに続く売上や費用の数字の土台になります。

Whatは、主に「具体性」にかかわる問いです

売るものの中身は、主に「具体性」の観点にかかわります。商品を売る事業、サービスを提供する事業、商品を仕入れて卸す事業——事業ごとに中身は違っても、何を売るのかが、読む人にすぐ伝わるかという点は同じです。

「多くの」「さまざまな」と書いたところが、もう少し絞れるところです

売るものを説明するときに気をつけたいのは、便利な言葉を使ってしまうことです。

足りない書き方——「さまざまな商品を販売します。」

伝わる書き方——「手作りの焼き菓子(1個200円から400円)を、駅前の店舗とインターネットで販売します。卵と小麦を使わない菓子をそろえていることが、近くの洋菓子店との違いです。」

サービスの事業でも、考え方は同じです。

足りない書き方——「IT関係のサポートを行います。」

伝わる書き方——「パソコンと予約システムの設定・保守を、月ごとの契約で提供します。」

商品なら種類や範囲、サービスなら何をどこまで行うのかを書くと、そのあとの値段や売上の話とつながります。

値段の目安も、ひとこと添えておく

売るものの中身と一緒に、値段の目安を添えておきます。「1つあたり数千円の商品」なのか「1件あたり数十万円のサービス」なのかで、お客さまの数も、売り方も、必要な人手も変わるからです。売上の見込みは、シリーズの後半「How much(いくら)」で取り上げます。

ほかとの違いを、1〜2行で

同じような商品やサービスを売る会社は、すでにあるはずです。そのなかで、なぜお客さまがこの事業を選ぶのか。これを1〜2行で添えておくと、計画の説得力が増します。「品ぞろえ」「値段」「対応の早さ」「言葉が通じる安心感」など、周りの様子と、自分の事業の違いを並べて書きます。周りの様子は、自分で確かめたものを、確かめた方法と一緒に書けば十分です。

まずは、売るものを1行で言ってみる

あなたの事業が売るものを、初めて聞く人に1行で説明してみてください。そのうえで、次の点を見直してみます。

次回は、3つ目の問い「Who(誰に・誰が)」を見ていきます。

本記事は一般的な考え方の紹介であり、個別の審査の結果を保証するものではありません。

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この記事を書いた人

阿部 真也代表取締役/中小企業診断士

全国の中小企業の経営改善・事業再生を支援。実行段階では、経営者の自発的な力を引き出す独自の「自発型伴走支援」に力を入れている。

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